
修繕積立金はなぜ上がる?値上げのしくみと、マンションの売り買いへの影響
情報更新日:2026年10月

修繕積立金はなぜ上がる?
値上げのしくみと売り買いへの影響
「修繕積立金が値上げされることになった」というお話を、マンションにお住まいの方からよくうかがいます。修繕積立金が上がる理由、積み立て方の違い、そしてマンションを売る・買うときに確かめたいことをまとめました。
新築のころは修繕積立金を低めにして、少しずつ上げていく計画のマンションが多くあります。値上げそのものより、長期修繕計画に対してお金が足りているかが大切です。
1. 修繕積立金が上がる理由
- 建物が古くなり、外壁・屋上の防水・給排水管・エレベーターなどの工事が必要になる
- 工事の費用(材料費や人件費)が上がっている
- 最初の積立額が低めに決められていて、計画どおりに上げていく
大規模修繕は、12〜15年ごとに行われることが多い工事です。まとまったお金が要るため、毎月少しずつ積み立てています。
2. 積み立て方は2つ
最初は低めにして、数年ごとに上げていく方法です。新築のマンションに多く見られます。最初の負担は軽いものの、あとで値上げが必要になります。
計画の期間を通して、同じ額を積み立てる方法です。最初から負担は重めですが、値上げの心配が少なくなります。
国土交通省の「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」では、段階的に上げる場合でも、最初の額と最後の額の差が大きくなりすぎないことが望ましいとしています。
3. 値上げの良いところ・気になるところ
必要な工事を予定どおりに行え、建物の状態と住み心地を保てます。手入れが行き届いたマンションは、売るときにも評価されやすくなります。
毎月の支払いが増えます。年金の暮らしの方などには、負担が重くなることがあります。
4. 売る方・買う方が確かめたいこと
- 長期修繕計画があり、見直されているか
- 今の積立金の残高と、これからの工事に足りるか
- 値上げや一時金の予定があるか
- 大規模修繕が計画どおりに行われてきたか
5. フォレストスタイルでお手伝いできること
マンションの売却では、管理の状態や修繕の計画も確かめたうえで、売り方をご提案します。マンションごとの管理の様子は、棟ごとの売却ガイド(「都島区のマンション売却の相場と進め方」など)でもまとめています。

森田 拓郎
フォレストスタイル株式会社 代表取締役/宅地建物取引士
2007年から大手不動産仲介会社で約15年、売買仲介を担当し、マンションの売買では、管理の状態や修繕の計画も確かめながらお手伝いしてきました。大阪市都島区の出身・在住です。最初のご相談からお引き渡しまで、代表の森田が担当します。
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