
知っていることは伝える|家を売るときの「告知」の考え方
情報更新日:2026年10月

知っていることは伝える
家を売るときの「告知」の考え方
家を売るとき、売主様は、知っている物件の不具合や事情を、買う方に正直に伝える必要があります。どんなことを伝えるのか、伝えなかったらどうなるのか、どう伝えればよいのかをまとめました。
「黙っていれば分からない」は危険です。知っていることを書面で伝えておけば、売ったあとのトラブルを防げ、買う方にも安心してもらえます。
1. 伝える必要があること
雨漏り、シロアリの被害、設備の故障、これまでの修理。
境界がはっきりしない、お隣にはみ出している、登記されていない増築部分がある。
騒音やにおい、近くの施設など、暮らしに関わること。
その家で人が亡くなったことなど、買う方の判断に大きく関わること。
人の死について、どこまで伝えるかは、国土交通省のガイドライン(2021年)で考え方が示されています。くわしくは「契約後に「幽霊が出るから解約したい」」でもふれています。
2. 伝えなかったときのリスク
知っていた不具合を伝えずに売ると、あとで見つかったときに、修理や代金の減額、契約の解除、損害賠償などを求められることがあります。売ったあとの責任を負わない(免責の)約束をしていても、知っていて伝えなかったことは免れません(「「契約不適合責任を免責に」の落とし穴」)。
3. 正しく伝えるために
- 不動産会社にすべて話す気になることは、小さなことでも先に伝えます。伝えるかどうかは、一緒に考えます。
- 書面に書く付帯設備表・物件状況報告書に書き、重要事項説明でも伝えます。
- 調べられることは調べる建物の状態は、専門家の調査(インスペクション)で確かめる方法もあります。
4. 伝えると、売れにくくなる?
「伝えたら値段が下がるのでは」と心配される方もいます。たしかに価格に響くこともありますが、先に分かっていれば、買う方は納得したうえで決められます。あとでもめるより、ずっと安心な取引になります。
5. フォレストスタイルでお手伝いできること
「これは伝えるべき?」という迷いにも、一緒にお答えします。良いことも悪いことも正直にお伝えすることを大切にしています。

森田 拓郎
フォレストスタイル株式会社 代表取締役/宅地建物取引士
2007年から大手不動産仲介会社で約15年、売買仲介を担当し、伝えるべきことを売主様と一緒に整理し、売ったあとのトラブルを防いできました。大阪市都島区の出身・在住です。最初のご相談からお引き渡しまで、代表の森田が担当します。
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