
マンション売却の流れを時系列で解説:初めてでも分かる7つのステップ

【保存版】マンション売却の流れを時系列で解説:初めてでも分かる7つのステップ
売却の目的決めから残代金受領・引き渡しまで。売主が関与すべきポイントと期間の目安、注意点を一緒に押さえましょう。
結論(先に読む)
マンション売却は大きく7つのステップに分かれます。目的の明確化 → 無料査定(相談) → 不動産会社の選定・媒介契約 → 販売活動 → 内覧・申し込み → 売買契約(手付金受領) → 引き渡し・残代金決済。販売開始から引き渡しまでは通常約3〜6ヶ月、全体では平均3〜9ヶ月が目安です(状況により1年以上になることも)。
時系列:7つのステップ
売りたい理由をはっきりさせる(買い替え/賃貸へ移る/同居など)。今後の住まいプランで準備や資金計画が変わります。
複数社に査定を依頼して相場感を掴み、事前相談で売却スケジュールや費用の目安を確認しましょう。
対応力、広告力、手数料、販売方針を比較して仲介業者を決定。一般媒介・専任媒介の違いも理解して契約します。
物件ページ作成、写真撮影、スーモなどポータル掲載。室内の掃除・明るさ調整・設備説明資料を準備しましょう。
興味を持った買主からの申し込みを受け、条件(価格、引渡し時期など)を擦り合わせます。交渉は仲介を通して進みます。
買主へ重要事項説明後に売買契約を締結。手付金は通常売買金額の5〜10%が目安(例:3,000万円なら150万〜300万)。
ローン手続きが整った買主から残代金を受領し、鍵の引渡しをして取引完了。残金入金が確認できないと引渡しは行えません。
期間と資金の流れ(わかりやすく)
| 工程 | 目安期間 | ポイント |
|---|---|---|
| 1〜3(準備) | 1〜3ヶ月 | 査定・会社選びは慎重に。複数比較が鉄則。 |
| 4〜7(販売〜引渡) | 3〜6ヶ月(通常) | 市場・価格設定・広告で大きく差が出る。 |
| 全体 | 3〜9ヶ月(ケースにより1年以上) | 買替・ローン状況で前後します。 |
資金の流れ(簡単)
・売買契約時:手付金(売買代金の5〜10%)受領。
・引渡し時:残代金を受取り取引完了(買主の住宅ローン・現金いずれでも、入金確認が条件)。
よくある質問(Q&A)
Q:買い替え先はいつ決めれば良い?
A:売買契約(手付金受領)後が安全です。売る前に新居を契約すると二重支払い(家賃+ローン等)のリスクが生じるため、期間の見通しが立ってから動きましょう。
Q:売却期間を短くしたい
A:価格設定を市場より適正に見直す、写真や室内の見栄えを整える、反響の高い時間帯に広告掲載する等で反応を上げられます。
売主が関与すべきポイント(チェックリスト)
- 査定は複数社で比較する(最低2〜3社)
- 写真はプロまたは撮影指示をしっかり出す
- 内覧時は明るく、香り・清潔感に配慮
- 契約書の条件(引渡し条件、ローン特約等)を必ず確認する
- 任せる部分は任せつつ、重要事項は自分で確認する
あわせて確認しておきたい3つのこと
仲介で売るか、買取にするか
不動産会社が一般の買主様を探す「仲介」は、時間がかかる分、相場に近い価格を目指せます。不動産会社が直接買い取る「買取」は、早く確実に現金化できますが、価格は仲介より低くなるのが一般的です。高く売りたいのか、早く確実に売りたいのかで選びましょう。
設備の不具合や過去のトラブルは、正直に伝える
給湯器の不調や水漏れの跡など、知っている不具合は「付帯設備表」「物件状況報告書」に書いて買主様に伝えます。伝えていなかった不具合が引き渡し後に見つかると、修理費の負担などを求められることがあります(契約不適合責任)。
住宅ローンが残っている場合は、完済の段取りを早めに
引き渡しの日に売却代金でローンを完済し、抵当権を抹消してから、買主様へ名義を移します。金融機関への繰上返済の申し込みには日数がかかるため、販売を始める前にローン残高を確認し、売却代金で完済できるかを見ておきましょう。抵当権の抹消と名義変更の登記は、司法書士が引き渡しの日にあわせて行います。
ローンが残っている場合の考え方は、住宅ローンが残っていてもマンションは売れる?で詳しく解説しています。
最後に:トラブルを避けるための実践的アドバイス
不動産会社に丸投げせず、提案内容や広告の出し方、内覧の対応方針は必ず確認しましょう。誠実な対応を行う会社ほど売却成功の確度が上がります。特に価格交渉やローンの事情は売主にも把握しておくことが大切です。
