
不動産会社の「分業制」と「一人の担当が最後まで」|それぞれの良いところと、気をつけたいところ

それぞれの良いところと、
気をつけたいところ「分業制」と
「一人の担当が最後まで」
不動産会社に売却や購入を相談すると、最初に話した人と、査定に来る人、契約の手続きをする人が、それぞれ違うことがあります。反対に、最初から最後まで同じ担当者が受け持つ会社もあります。
この記事では、2つのやり方の良いところと気をつけたいところを、仲介の現場にいた立場からお伝えします。どちらが正しいという話ではなく、ご自分に合う会社を選ぶための材料にしていただければと思います。
「分業制」とは
営業の仕事を、段階ごとに別の担当者が受け持つやり方です。法人向けの営業では「ザ・モデル」という名前で広く知られ、多くの会社が取り入れています。
不動産会社では、たとえば次のように分かれます。
- 問い合わせの窓口
- →
- 査定・売り出しの担当
- →
- 案内・交渉の担当
- →
- 契約・引き渡しの事務
2つのやり方を比べると
良いところ
- 人数が多いので、問い合わせへの返事が早い
- 店が開いている日なら、担当者が休みでもだれかが対応できる
- 各段階に慣れた担当者がいるので、手続きが決まった流れで進む
- 広告や集客に力を入れやすく、買主様を探す窓口が広い
気をつけたいところ
- 担当者が途中で変わるので、同じ説明をもう一度することがある
- 最初に伝えた希望や事情が、次の担当者に細かく伝わらないことがある
- 「だれに聞けばよいか」がわかりにくい場面がある
良いところ
- 最初に聞いた事情や希望を、引き渡しまで同じ人が覚えている
- 説明を何度もくり返さなくてよい
- 判断が必要なとき、その場で決められる(担当者が責任者の場合)
- 売り出し中の反応や内覧の様子を、そのまま次の手に生かせる
気をつけたいところ
- 担当者の休みの日は、調べものや手続きが進まないことがある
- 担当者との相性が合わないと、代わりがいない
- 会社の規模が小さく、広告にかけられる量は大手より少ないことが多い
分業制かどうかに関わらず、店舗がいくつもある会社では、担当者の転勤や異動があります。そのとき、売り出し中・取引の途中でも、担当者が変わることがあります。
森田から見た、2つのやり方
前の勤め先は大手の不動産仲介会社でしたが、分業制ではなく、一人の担当者が受け持つやり方でした。ただ、お預かりした案件は「店舗のもの」という考え方だったため、別の店舗への異動や転勤が決まると、それまで受け持っていた案件を、自分が最後まで担当することはできませんでした。
今は自分の会社なので、異動や転勤で担当が変わることはありません。最初にお話をうかがった私が、引き渡しまで受け持ちます。
当社のやり方
当社では、査定から引き渡しまで、代表の森田が直接担当します。担当が途中で変わることはなく、担当者がそのまま責任者です。
「気をつけたいところ」については、次のようにしています。
- 定休日(火曜日(不定休)・水曜日)のほか、ゴールデンウィーク・夏季休暇・年末年始のお休みの日も、ご連絡にはお返事しています。調べる必要がある内容は、翌営業日以降にお返事します。
- 専属専任媒介・専任媒介でお任せいただいたときは、レインズ(不動産会社間のネットワーク)に登録し、ほかの不動産会社からも買主様を紹介してもらえるようにしています。周りに知られずに売りたいなど、レインズに載せない売り方をご希望の方もいらっしゃるので、売り出し方はご相談のうえで決めます。
どちらが合うか
- 早い返事や、いつでもだれかが対応できることを重く見る方は、分業制の会社が合うかもしれません。
- 事情をくわしく話したうえで、同じ人に最後まで任せたい方は、一人の担当が受け持つ会社が合うかもしれません。
どちらのやり方の会社でも、「この先、だれが担当するのか」「途中で担当が変わることはあるか」を聞いておくと安心です。

森田 拓郎
フォレストスタイル株式会社 代表取締役/宅地建物取引士
2007年から不動産仲介に携わり、大手不動産仲介会社で15年勤めたあと、2023年に生まれ育った都島区でフォレストスタイルを開きました。最初のご相談からお引き渡しまで、代表の森田が担当します。
対応エリア:都島区・旭区・城東区・北区・守口市(エリア外のご相談もお受けします)
売却・購入・相続のご相談はこちら
相談・査定は無料です。「話を聞いてみたい」だけでも大丈夫です。
お電話:06-6967-9710
定休日:火曜日(不定休)・水曜日
